今日の授業は「SNS投資詐欺(とうしさぎ)」です!最近、SNS(エスエヌエス=InstagramやX、LINEなど)をきっかけにお金をだまし取られる被害がとても増えています。警察庁の発表によると、2026年2月末までの1年間で「SNS型投資詐欺」の被害額は289.3億円にものぼり、前の年の同じ時期より214.4億円も増えました。だれにでも起こりうる身近な危険だからこそ、今日はその手口と見分け方を一緒に勉強しましょう。
SNS投資詐欺ってどんな手口?

金融庁(きんゆうちょう=お金や投資のルールを決める国の役所)によると、多くのケースはこんな流れで進みます。
- SNSのDM(ダイレクトメッセージ)やマッチングアプリで、知らない人から親しげに連絡が来る
- 「株や暗号資産(あんごうしさん=ビットコインなどのデジタルのお金)で儲かる」と誘われ、LINEのグループに招待される
- グループ内で「みんな儲かっている」ように見せかけられ、入金するよう仕向けられる
- いざ出金しようとすると「手数料」「税金」名目でさらにお金を要求され、最後は連絡が取れなくなる
著名人になりすました偽の広告やアカウントを使うパターンも多く報告されています。公式サイトの写真を無断で使うので、見た目だけでは本物と区別がつきません。警察庁のまとめでは、SNSと同じしくみで恋愛感情を利用する「SNS型ロマンス詐欺」の被害額も89.5億円にのぼり、こちらも前年から増えています。
見分け方と自分を守るポイント
金融庁は、次のことを確認するよう呼びかけています。
- 相手が著名人でも「まずは詐欺を疑う」姿勢を忘れない
- 取引する業者が金融庁の登録を受けているか、公式の検索サイトで確認する
- 「絶対に儲かる」「今だけ特別」といった言葉が出たら要注意
- 知らない人からのSNSでの投資の誘いには応じない
たとえば、道で知らない人に「今日だけ、必ず10倍になる魔法の壺(つぼ)を買いませんか?」と声をかけられたら、みなさんは疑いますよね。SNSの投資詐欺も、画面の向こうにいるのが「知らない人」であることは同じです。仲良くなったからといって、お金の話には慎重になることが大切です。
もしも「あやしいな」と思ったら
すでにお金を振り込んでしまった場合や、不安に思うやり取りがあった場合は、ひとりで抱え込まずすぐに相談しましょう。警察相談専用電話「#9110」や、金融庁の「詐欺的な投資に関する相談ダイヤル」(0570-050588)が窓口になっています。「自分だけは大丈夫」と思い込まず、家族や周りの人にも早めに話すことが被害を広げないコツです。
参考:警察庁「特殊詐欺の認知・検挙状況等について」(令和8年2月末暫定値)/金融庁「SNS・マッチングアプリ等で知り合った者や著名人を騙る者からの投資勧誘等にご注意ください!」
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今日のまとめ
- SNS型投資詐欺の被害額は289.3億円(2026年2月末までの1年間)、前年より大幅増加
- 「著名人のなりすまし」「LINEグループでの投資勧誘」が主な手口
- 知らない人からの投資話は、まず疑うことが自分を守る第一歩
今日の授業はここまで!次回もお楽しみに。


