みなさん、こんにちは!お金の先生・しおりんです。今日の授業は「複利(ふくり)の魔法」です!あの有名な物理学者アインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだとも言われる複利。この仕組みを知っているかどうかで、将来のお金の増え方が大きく変わりますよ。それでは授業を始めます!
単利と複利のちがい
お金を預けたり運用したりすると、利子(りし)=お金を預けたごほうびとしてもらえるお金がつきます。利子のつき方には2種類あります。
単利(たんり)は、最初に預けたお金にだけ利子がつく仕組みです。一方、複利(ふくり)は、利子にも利子がつく仕組み。もらった利子を元本(がんぽん)=最初に預けたお金に足して、その合計にまた利子がつくのです。
たとえば100万円を年5%で30年間運用すると、単利では250万円にしかなりませんが、複利ではなんと約432万円!同じ金利なのに、180万円以上も差がつくのです。
雪だるまで考えてみよう
たとえば、雪だるまを作るときを思い出してください。最初は小さな雪玉でも、転がすと表面に雪がくっついて大きくなりますね。大きくなった雪玉は表面積が広いぶん、一回転でくっつく雪の量もどんどん増えていきます。
複利もまったく同じです。最初はゆっくりでも、時間がたつほど増えるスピードが加速していきます。だから複利でいちばん大事なのは「早く始めて、長く続けること」なんです。
何年で2倍になる?「72の法則」
複利には便利な計算式があります。それが「72の法則」。72÷金利(%)=お金が2倍になるおおよその年数という式です。
- 年5%で運用 → 72÷5=約14年で2倍
- 年3%で運用 → 72÷3=約24年で2倍
- 年0.4%の預金 → 72÷0.4=約180年で2倍
ちなみに2026年8月からメガバンクの普通預金金利は0.4%に上がります。ひと昔前の0.001%にくらべればすごい変化ですが、それでも2倍になるには約180年。複利の力を本当に活かすなら、預金だけでなく投資(とうし)=お金に働いてもらうことも学ぶ価値がありそうですね。
早く始めると、どれだけちがう?
では「早く始めて、長く続ける」と本当に差がつくのか、毎月1万円ずつ年5%の複利で積み立てた場合を見てみましょう。
- 10年つづける → 元本120万円が約155万円に(増えた分:約35万円)
- 20年つづける → 元本240万円が約411万円に(増えた分:約171万円)
- 30年つづける → 元本360万円が約832万円に(増えた分:約472万円)
期間が10年から30年へと3倍になると、増えた分は35万円から472万円へと10倍以上!これがまさに雪だるま効果です。ただし年5%はあくまで計算のための例で、投資に「必ず増える」という保証はありません。だからこそ、仕組みをきちんと学んでから始めることが大切なんですよ。
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今日のまとめ
- 複利(ふくり)は「利子に利子がつく」仕組みで、時間がたつほど雪だるま式にお金が増える
- 複利のコツは「早く始めて、長く続けること」
- 「72÷金利」で、お金が2倍になる年数がざっくりわかる(72の法則)
わかりましたか?複利は魔法のようですが、味方につけるには「時間」が必要です。逆に借金の複利は敵になるので要注意。その話はまた別の授業で!今日の授業はここまで!次回もお楽しみに。

