家計簿が続かない人へ|手書き家計簿の選び方と続けるコツ

お金の基礎

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今日の授業は「家計簿の続け方」です!「今年こそ家計簿をつける!」と決めたのに、気づけば1週間で止まっている……そんな経験はありませんか。結論から言うと、家計簿が続かないのはあなたの意志が弱いからではありません。項目を細かくしすぎているか、自分に合わない方法を選んでいることがほとんどです。まずは項目を3〜4つに絞り、書く時間をあらかじめ決めておく。これだけで続く確率がぐっと上がります。

家計簿が続かない理由、実はみんな同じ

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イメージ(AI生成)

「私だけ続かない」と思いがちですが、そうではありません。SOKKIN社が2024年9月に行った家計管理の実態調査では、回答者の79%が「家計簿をつけたことがある」と答えた一方、実際に「以前からつけている」人は45%にとどまり、残りの多くは「以前はつけていたがやめた」という結果でした。始める人は多いのに、続く人は半分に満たないというのが実情です。理由の多くは「記録が面倒」「細かくつけようとしすぎる」というものです。几帳面な人ほど挫折しやすい傾向もあります。

完璧に記録しようとするほど、1回の入力に時間がかかり、それがストレスになって手が止まります。まずは「大まかでいい」と思うところから始めましょう。あわてなくて大丈夫です。

3タイプの比較|自分に合う家計簿の選び方

家計簿には大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれの特徴を表にまとめました。

タイプ 向いている人 メリット 注意点
手書きノート型 お金を使った実感を持ちたい人 書くこと自体が振り返りになる。自由に項目を作れる 計算は自分でする(暗算・電卓)
家計簿アプリ とにかく手間を減らしたい人 レシート撮影や口座連携で自動記録できる 通信環境やアプリの仕様変更に左右される
表計算(エクセル等) グラフ化やカスタマイズをしたい人 集計・グラフ作成が自由自在 自分で数式やフォーマットを組む手間がある

出典:SOKKIN「家計管理の実態」調査(2024年9月実施・公表)をもとに構成の一般的傾向として整理

この中で見落とされがちなのが手書きノート型です。アプリのように自動集計はできませんが、「手を動かして書く」という行為そのものが支出を意識するきっかけになります。ここが、手書きならではの強みです。一方、家計簿アプリはマネーフォワードMEのように利用者数が1,700万人を超えるサービスもあり、口座やカードと連携して自動で記録が積み上がる手軽さが支持されています。どちらが優れているというより、自分が続けやすい仕組みを選ぶことが大切です。

手を動かして続けたい人には、書きやすさにこだわったノート型がおすすめです
→ 日記も書ける家計簿ノートを見てみる

続けるための4つのコツ

タイプを選んだら、次は続け方です。ここを工夫するだけで、挫折率はぐっと下がります。

  • 項目は3〜4つに絞る:「食費」「日用品」「趣味・交際費」「その他」くらいで十分です。細かく分けすぎると、迷う時間がストレスになります。
  • 書くタイミングを生活習慣にくっつける:「夕食後」「寝る前の歯みがき前」など、すでにある習慣とセットにすると忘れにくくなります。
  • 完璧を目指さない:1日書き忘れても、翌日まとめて書けば大丈夫です。1円単位まで合わせる必要はありません。
  • 月に1度だけ振り返る:毎日の記録より、月末の「今月は何にいくら使ったか」を眺める時間の方が家計改善には効きます。

細かい計算が苦手でも、大丈夫です。家計簿の目的は「正確な帳簿を作ること」ではなく、「自分のお金の使い方に気づくこと」にあります。

1日の記録時間はどれくらい?試算してみよう

「面倒」と感じる大きな理由は、記録にかかる時間の見積もりが実際より大きいことです。項目を3〜4つに絞った場合の目安時間を試算しました。

記録方法 1回あたりの目安時間 1ヶ月(30回換算)
手書きノート(項目3〜4つ) 約1〜2分 約30〜60分
家計簿アプリ(レシート撮影) 約10〜20秒 約5〜10分
表計算(週1回まとめて入力) 約10〜15分/週 約40〜60分

※上記は一般的な操作を想定した目安時間であり、個人差があります

手書きでも1回あたり1〜2分程度であれば、テレビを見ながらでも続けられる範囲です。「毎日きっちり」ではなく、「まとめて数分」でも十分に効果があります。

むずかしいことばのコーナー

  • 変動費(へんどうひ)=月によって金額が変わる支出(食費・娯楽費など)
  • 固定費(こていひ)=毎月ほぼ同じ金額がかかる支出(家賃・通信費など)

よくある質問

Q. 家計簿はいつから始めればいいですか?
A. 特別なタイミングは必要ありません。思い立った日が始めどきです。月初からでなくても大丈夫です。

Q. アプリと手書き、どちらが貯金につながりやすいですか?
A. どちらが優れているというより、続けやすい方を選ぶことが貯金への近道です。自動化で楽をしたいならアプリ、支出を意識したいなら手書きが向いています。

Q. 家計簿をつけても貯金が増えない場合は?
A. 記録だけで満足せず、月末の振り返りで「削れる支出」を1つ決めて翌月に反映してみましょう。記録と見直しはセットで効果が出ます。

Q. 三日坊主で終わった経験があります。もう一度挑戦する意味はありますか?
A. あります。前回続かなかった理由(項目が細かすぎた、時間を決めていなかった等)を1つだけ直して再挑戦すれば、成功率は上がります。完璧な仕組みより「前回より少し楽な仕組み」を目指しましょう。

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今日のまとめ

  • 家計簿が続かないのは意志の弱さではなく、項目の細かさや方法の相性が原因のことが多い(家計簿を始めた人の半数以上が挫折)
  • 手書き・アプリ・表計算から自分に合うタイプを選ぶ。記録時間は工夫次第で1回1〜2分に収まる
  • 項目を絞る・生活習慣にくっつける・完璧を目指さないの3つで継続率が上がる

書くことで支出への意識が変わります。まずは1冊、手元に置いてみませんか
→ 日記も書ける家計簿ノートを見てみる

今日の授業はここまで!次回もお楽しみに。