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今日の授業は「お盆玉(おぼんだま)」です!お盆に親戚が集まると、子どもがお年玉のようなお小遣いをもらうことがあります。これが「お盆玉」です。最近知られるようになった、わりと新しい習慣です。今日は、その由来や相場、お年玉との違いを見ていきます。
お盆玉ってどんな習慣?

お盆玉は、お盆(8月13日〜16日ごろ)に、親や祖父母から子どもや孫にわたすお小遣いのことです。「お年玉」をもじって作られた言葉です。
由来(ゆらい)をたどると、江戸時代の山形県あたりに行きつきます。商家で働く子どもが、お盆と正月の年2回だけ実家に帰ることを許され、そのときに主人や親から着物や履物(はきもの)をもらう風習があったといわれています。昭和の初めごろ、これが現金に変わったとされています。
今のような「お盆玉」という言葉と専用のポチ袋が広まったのは、2010年に紙製品メーカーが商品を売り出したことがきっかけです。ここ十数年で全国に広がった、意外と新しい習慣なんです。
いくら渡す?2026年の調査でみる相場
お盆玉の相場は、調査によってかなり幅があります。ここだけ押さえておけば大丈夫です。まずは2つの調査結果を見てみましょう。
| 調査 | お盆玉を用意する人の割合 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| ソニー損保「2026年 お盆の帰省に関する調査」 | 38.6%(2019年32.3%→2020年33.4%→2026年38.6%と増加傾向) | 子ども1人あたり平均9,977円 |
| マルアイ「2026年お盆玉に関する実態調査」 | お盆玉を知っている人(26.2%)のうち30.6%があげる予定 | 1,000円〜4,999円が主流 |
参考:ソニー損害保険株式会社プレスリリース(2026年7月31日)/株式会社マルアイ「2026年お盆玉に関する実態調査」(2026年7月15日、調査期間2026年6月26日〜30日)
2つの調査で数字が大きく違うのは、聞き方や対象が違うからです。マルアイの調査は「あげる」と答えた人みんなの平均的な金額帯を聞いていて、ソニー損保の調査は「用意する」と答えた人だけの平均額を出しています。どちらも間違いではなく、「数千円で気持ちを渡す家庭も、1万円前後をわたす家庭もある」という幅で捉えるのが実態に近そうです。
たとえば、お年玉を年齢に応じて金額を変える家庭は多いですが、お盆玉も同じように「未就学児は少なめ、中学生・高校生は多め」と年齢で調整する家庭が一般的です。金額に迷ったら、お年玉より少なめの、無理のない範囲から始めるとよさそうです。
お年玉とどう違うの?
お盆玉とお年玉は、どちらも子どもへのお小遣いという点は同じです。ちがいは主に「渡す時期」と「広まり方」です。
| 比較 | お年玉 | お盆玉 |
|---|---|---|
| 渡す時期 | お正月(1月) | お盆(8月13日〜16日ごろ) |
| 歴史 | 古くからの全国的な風習 | 江戸時代の東北の風習が2010年代以降に商品化され広まった |
| 認知度・浸透度 | ほぼ全国で定着 | マルアイ調査では「知っている」人が26.2%(2026年時点) |
マルアイの調査結果からもわかるように、お盆玉はまだ「知らない」という人のほうが多い習慣です。渡さない家庭もたくさんあります。まわりに合わせなきゃ、とあわてる必要はありません。
もらったお金、子どもとどう話す?
お盆玉をもらったら、そのまま使わせるのではなく、少し立ち止まって親子で話す時間を作ると学びになります。「いくら使う?」「いくら貯金する?」を一緒に決めるだけでも、お金の使い方を考える練習になります。
大きな金額をもらったときは、子ども名義の口座に入れるという方法もあります。口座の作り方や、税金で気をつけたいポイントは別の記事でくわしく解説しています。
むずかしいことばのコーナー
- お盆玉(おぼんだま):お盆に親や祖父母から子どもにわたすお小遣いのこと
- 由来(ゆらい):物事がどうして始まったか、そのもとになった話のこと
- 相場(そうば):だいたいこれくらい、という一般的な金額や値段のこと
- 浸透度(しんとうど):どれくらい多くの人に知られ、広まっているかということ
あわせて読みたい:夏休みのおこづかい、渡しすぎ?親子で作る「おこづかい計画」/子ども名義の銀行口座、いつ作る?お年玉の預け方と注意点
お盆玉の使い道をきっかけに、親子でお金の話をしてみませんか
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今日のまとめ
- お盆玉はお盆に子どもへわたすお小遣い。江戸時代の東北の風習が2010年代以降に全国へ広まった
- 2026年の調査では相場に幅がある(1,000〜4,999円が主流という調査と、平均9,977円という調査の両方がある)
- まだ知らない人・渡さない家庭も多い習慣。無理のない範囲で、もらったお金の使い道を親子で話すきっかけにするとよい
今日の授業はここまで!次回もお楽しみに。
よくある質問
Q. お盆玉は絶対に渡さないといけないの?
A. いいえ。マルアイの2026年調査では、お盆玉を「知っている」人は26.2%にとどまり、渡さない家庭のほうが多いのが実態です。渡すかどうかは家庭の判断で決めて大丈夫です。
Q. お盆玉の金額はいくらが目安?
A. 調査によって幅があり、1,000円〜4,999円が主流とする調査(マルアイ)と、子ども1人あたり平均9,977円とする調査(ソニー損保)があります。お年玉より少なめの、無理のない金額から考える家庭が多いです。


