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今日の授業は「教育資金」です!

今日は「子どもの教育費って結局いくらかかるの?」という質問に答えます。漠然とした不安のまま貯め始めるより、まず総額の目安を知っておくほうが計画は立てやすいですよ。
結論から言うと、幼稚園から大学まですべて公立に通った場合の目安は約822万円、すべて私立なら約2,307万円です(文部科学省「子供の学習費調査」等をもとにした日本政策金融公庫の試算)。実際は公立と私立が混ざるご家庭がほとんどなので、この2つの数字を「下限」と「上限」の目安として持っておくとイメージしやすくなります。
まずは全体像を表で見てみましょう
| 区分 | すべて公立 | すべて私立 |
|---|---|---|
| 幼稚園 | 47.3万円 | 92.5万円 |
| 小学校 | 211.2万円 | 1,000.0万円 |
| 中学校 | 161.6万円 | 430.4万円 |
| 高校 | 154.3万円 | 315.6万円 |
| 大学 | 248.1万円 | 469.0万円 |
| 合計 | 約822.5万円 | 約2,307.5万円 |
出典:日本政策金融公庫「教育資金はいくら必要?かかる目安額をご紹介」(文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」等をもとに算出。数値は令和3年度調査ベース)2026-08-06確認
表を見ると、小学校の差が特に大きいことに気づきますね。私立小学校は6年間で1,000万円ほどかかり、公立の約5倍です。一方で幼稚園や高校の差はそこまで開いていません。「どこを私立にするか」で総額が大きく変わる、というのがポイントです。
実際には「小学校〜高校は公立、大学だけ私立」のように、段階ごとに公立と私立を組み合わせるご家庭が多数派です。上の表を段階ごとに置き換えて足し算すると、ご家庭の想定に近い金額が見えてきます。一度当てはめてみると計画が立てやすくなりますよ。
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※投資には元本割れのリスクがあります。制度や商品の利用は、最終的にご自身の判断でお願いします。
大学の初年度だけでも、こんなに差があります
教育資金の中でも特にまとまったお金が必要になるのが大学の初年度です。入学金と授業料などをあわせた金額を進学先別に見てみましょう。

国立大学なら初年度は約82万円、公立大学でも約93万円ですが、私立の医歯系になると約489万円と大きく跳ね上がります。「どの学部に進むか」まで見越すのは難しいですが、幅を持たせて備えておくと安心です。ここだけ押さえておけば大丈夫です。
教育資金の貯め方、どう考える?
金額を知ったところで、次は「どう貯めるか」です。難しく考えず、次の3つの軸で考えてみましょう。
①早く始めるほど、月々の負担は軽くなる
同じ目標額でも、貯める期間が長いほど毎月の積立額は小さくて済みます。複利(ふくり)=利子に利子がつく仕組みを味方につけられるのも、期間が長いときの利点です。仕組みは複利ってなに?お金が雪だるまのように増える魔法をやさしく解説で詳しく説明しています。
②教育費専用の置き場所を分ける
生活費と同じ口座に置いておくと、いつの間にか使ってしまいがちです。専用の口座や積立を分けておくと、「これは教育費」と意識しやすくなります。家計簿で毎月の余力を見える化するのも近道です。家計簿が続かない人へ|手書き家計簿の選び方と続けるコツもあわせてどうぞ。
③税金の優遇がある制度を使う
NISA(ニーサ)は、値上がり益や配当にかかる税金が非課税になる制度です。教育費のような長期の目標には向いていますが、投資である以上、値上がりだけでなく値下がりの可能性もあります。「絶対に増える」わけではない点は必ず押さえておきましょう。口座選びはNISA口座はどこで開く?初心者の証券会社選び3つの軸を参考にしてください。
あわてなくて大丈夫です。3つとも一度に完璧にやる必要はありません。「まず専用口座を分ける」だけでも、貯め方は大きく変わります。
よくある質問
Q. 学資保険と貯金、どちらがいいですか?
A. 学資保険は貯蓄と万が一の保障を兼ねられる一方、途中で解約すると元本割れすることがあります。貯金や投資との組み合わせ方は家庭の状況によって異なるため、個別のケースは専門家に相談することをおすすめします。
Q. 奨学金をあてにしてもいいですか?
A. 奨学金は選択肢の一つですが、種類によっては返済(貸与型)が必要です。返済不要の給付型もありますが、対象は世帯収入や成績などの条件を満たす場合に限られます。すべてを奨学金に頼る計画は避け、貯蓄と併用する前提で考えておくと安心です。
今日のまとめ
- 教育費の総額は、すべて公立で約822万円、すべて私立で約2,307万円が目安
- 特に差が大きいのは小学校と大学(医歯系)
- 貯め方は「早く始める」「専用の置き場所を分ける」「税優遇の制度を使う」の3つで考える
今日の授業はここまで!次回もお楽しみに。


